家族のような優しい手
心からの笑顔を引き出すお手伝い
リハビリテーションの「リ(Re)」とは「再び、戻す」という意味から成り立っています。
単なる機能回復ではなく、「自分らしく生きるため」に行われる療法だと思っています。
おひとりおひとりのライフスタイルを想定し、そこに向けた目標を設定。
そして実現できるようお手伝い致します。
リハビリテーション部長あいさつ

当院のリハビリテーション部は、

「今できないことを訓練する。できることを繰り返すだけの練習はしない。」

「患者様の声を聴き、意欲を導き、訓練につなげる。」

「我々の目的は、病院で長生きするのではなく地域に戻って生活する患者様をできる限り増やすことである。」

を合言葉に、リハビリ・看護・介護スタッフとともに専門性を高め、患者様の笑顔と笑い声をエネルギーにして、地域に信頼され必要とされるように、リハビリテーション医療に取り組みたいと考えています。

栗野 雅仁 医師

スタッフ

理学療法士21名
作業療法士16名
言語聴覚士6名
訪問リハビリ2名の総勢45名
(実務経験年数 平均7.0年)
【理学療法科 「歩くこと」の専門職】
「病気や怪我で歩きにくくなった。歩けない」「肩を動かすと痛い」など、立つ・歩くなどの基本的な動作の改善、温熱療法や電気刺激療法などの物理療法による痛みに対する支援を致します。関節運動とともにデジタルミラーによるバランス訓練、ウオークエイドによる歩行練習などで、積極的に運動機能や歩行機能の改善を図る取り組みを行っています。
退院に向けては、ご自宅を訪問し、杖や車いすなどの福祉用具、手すり設置などの住宅改修の提案を行います。運動を指導するだけではなく、患者様に寄り添いながら、安心・安全な生活を送れるための支援を致します。
【作業療法科 「より良い暮らしを支える」専門職】
病気や怪我をしても、また「自分らしく生きていく」ための支援を致します。麻痺の回復、腕が上がる、手が動くなど機能の改善を図るとともに、復職支援やドライブシミュレーターによる自動車運転再開へ向けた取り組みを積極的に行っています。「自分で好きな洋服を着る」「自分でトイレに行ける」「家族のために料理が作れる」「もう1度趣味を楽しむ」など、暮らしを豊かに、前向きに生活していくための支援を致します。
【言語聴覚療法科 「話す・食べる」ことの専門職】
脳卒中など様々な病気により、言葉を話すことや食べること(飲み込み)が難しくなった、注意力や記憶力の低下などの障害や症状に合わせて、検査(言語・高次脳機能・嚥下造影)や訓練を行います。病気になってもより良いコミュニケーションができ、安心した食事ができるための支援を致します。
リハビリテーション施設基準

脳血管リハビリテーション科Ⅰ
運動器リハビリテーション科Ⅰ
廃用症候群リハビリテーション科Ⅰ
がん患者リハビリテーション科
呼吸器リハビリテーション科Ⅰ

リハビリ実績





教育・研修体制
【教 育】
クリニカルラダーを設定し、その指標をもとにOJT研修、集合研修を実施しています。入職プログラム、プリセプターシップ、メンターシップ体制による教育の充実を図っています。また、資格取得に向けた支援も行っています。
■資格一覧
回復期セラピストマネージャー・呼吸療法認定士・糖尿病療養指導士・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士・認知症ケア指導管理士・介護支援専門員・BLS・福祉住環境コーディネーター等

【研 修】
院外研修、学会参加、学会発表などを積極的に支援しています。
■2023年度実績
・九州理学療法士学術大会
(橋梗塞を発症した症例の移乗動作に向けて難渋した一症例)
・リハビリテーション・ケア合同研究大会
(自動車運転再開へ向けた訪問リハビリテーションの取り組み)